私は、飛行機が好きだ!
例えば新幹線でも、飛行機でも、結局はドアtoドアならかかる時間は大して変わらない…そんな場所に移動する時にも、できれば飛行機を選ぶ。
新幹線も好きだけれど、基本「鳥」に憧れているから、やっぱり地面から離れたいのかなあ。
あの大きな機体が、滑走路をゆっくりと移動する時、こんなにもたくさんの人とその思いを乗せて、これからこの機体は飛び立つんだと改めて思ったりする。
そうすると、全てを信頼して命を預ける覚悟みたいなものが決まるのかもしれない。
その責任を背負う、飛行機に携わる人たちに、ラポールをかんじているのかも💖
つまり、彼らとの感謝と信頼の絆がギュッと引き締められるように、強く結ばれる感覚を感じるのが好きなのだ。
離陸準備の体制から…
そして離陸準備に入った時。
エンジン音が上がり、どんどんエネルギーが溜まっていくのを感じながら、私も高揚感で共感する。
スタートを切る時の爆発するようなエネルギーで走り出した機体は、迷いなく私たちを滑るようにギューっと引っ張る。
急速に上がるスピードと体にかかる負荷で、旅のスイッチが入る堪らない瞬間。
そしてふわっとした感覚とともに離陸。今日も成功。私たちを運ぶ翼が、力強くも優しく風の流れを捉えて、瞬く間にぐんぐんと高度を上げていく。
地面を離れ、空高く運んでくれる、異次元へと導かれるようなこの期待に満ちたスタートの高揚感は、何度経験しても、ワクワクで私の胸を躍らせてくれる大好きな瞬間!
地上から空へ…
私がよく利用する空港からの景色にもまた、毎度心をわしづかみにされるのだが…(笑)
まずは大都会の街並み。
数百年の歴史ある建物や、御用地のゆったりとした庭園を美しく彩る緑から、日常に暮らす人々の営み。
また、最新のタワーから超高層ビル、大きな橋や網目のように張り巡らされた様々な路線には、良くも悪くも人間の凄さを見せつけられる。
人って凄いなぁ〜。
私もこの人達の仲間なんだなぁ〜。
出来ないことはないのかもしれないなぁ〜。
…いや、望めば出来ないことは無いって知っているけれど、その上で改めてそう思っちゃう、そんな途方もない光景に魅了されずにはいられない。
さらに高度を上げると、大きな川の流れに沿って人々の営みや、地表の凹凸がより鮮明に映し出されていく。
低い土地には田畑が、山間部にはゴルフ場などが目立ち始め、同時に、遠くには、いつも変わらず見守るように、ずっしりと腰を据えたアルプスの山々がお出ましになる。
神の宿る峰々
下から見上げるのではなく、上から見下ろす山の姿は、しっかりとそこに居て、私たちを見守ってくれているオーラに満ちて壮観✨
南アルプスから北アルプスまで、雲に隠れることもあるけれど、晴れた時には、緑と青と白のグラデーションがどこまでも深く心を誘う…言葉もないほど素晴らしい「ザ・日本」と、私が感じる景色が✨
今回、7月上旬の初夏でも、まだ名残りの雪が残る頂きがいくつも見えて、それは美しかった‼️
飛んでいる間に着陸後の行動を確認したり、今日の行程を思い描いたり、景色を見ては、毎度自分の頭の中の日本地図があまりに良い加減で、アップデートしなくてはと思うのだが…💦
水蒸気がエアーゾルと結託して、それが集まって雲という塊を形成していると思うと、毎回不思議だなと思う。
色々な高さ(高度)にまちまちの雲が出来ていることもあれば、同じ高さ(高度)に平面的に同じ形の雲が広がっていることもある。上昇気流や水蒸気量の関係だと言葉ではわかっていても、何故って不思議に思う。
目指す大館能代空港までの間、朝日連峰、出羽三山の上空を過ぎたところで、日本海と雪を頂いた月山が目に飛び込んできたときには、おもわず「うわぁ~~」と声が漏れてしまった(笑)
幾つもの残雪をいただく山を眺めながら至福を味わううちに、あっという間に着陸体制に入った機体は、目的地の滑走路へ高度を下げながら…ドドドン!と着陸。
思わず隣の彼と顔を見合わせ、苦笑いに続けて口をついて出てしまったのが「過去一衝撃的な着陸だったかも!」
それを聞いて深くうなづきながら「なかなか無いよねぇ~」と彼。
ま、それはココだけの話ってことで。
とにかく無事に運んでいただき、楽しい旅の始まりです~✨
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