あわわわ…どーしよう‼
大概、時間にルーズというのとはちょっと違う…と思いたい…のですが、時間ギリギリが私の癖でして。
逆算して動いているつもりなんですけど…なぜかいつもギリギリになってしまうというか、それが積み重なってとうとうやらかしちゃったんです~💦
ベッドの中でスマホが震えている…
3度ほど震えたところで、沸騰したお湯に突っ込んだ温度計のように、一気に意識が目覚めた!
スマホを見ると…5:50
え?え?え~‼
一体何が起こっているのかわからぬまま、反射的にテーブルの上に準備してあった服に着替えて、鏡を一瞥してマスクを着けるのもそこそこに、リュックを背負ってスーツケースを持つと、転がるように玄関を出た。
駅まで早歩きで考える…
私が今朝乗る予定の電車は5:20の始発だったはず。
しかし、今は6時を回っている…とにかく急がなくては!!!!
小走りに駅に着くと、ホームの上り列車のドアが閉まったところで、ゆっくりと走り出した。
あー、やってしまった。
完全な寝坊。
寝坊でヒヤヒヤしたのはこれが初めてではもちろんないのだけれど…ここまで『ど遅刻』な決定的なヤツは…初めてかも。
過去一の『遅刻大失態!!』心臓の鼓動が他の人にも聞こえそうなくらい、のどから飛び出しそうなほどドッキンドッキンとハッキリと脈打っている。
信じられないんですけど~💦
心の中で両手で頭を抱えた私が叫んでいる…そりゃそうだ。
飛行機に間に合うには、何としても8:40にはチェックインゲートを通過しなくてはいけないのに、いくら手元の『乗換案内』のアプリとにらめっこしても、今からでは…どんなに頑張っても空港到着時刻は8:50。
絶対に間に合わない。
どう転んでも間に合わない。
とにかく彼に知らせなければ。
1時間前から、彼から何度かに渡りメッセージと着信があったらしい…が、全く気付かず、私は死んだように眠りこけていたのだ。(ゴメンナサイ💦)
意を決して彼に電話をすると「ゲロゲロ!そうなの?…まぁ、分かった。とにかくこれから電車に乗るんだね。ん~…了解しました。」とのこと。
怒っても仕方ないとはいえ、声も荒げず、恨み言の一つも言わず、現状把握したことだけを伝えて電話は切れた。
何というか…優しい。
何も言わないでいてくれるだけで、ギリギリ平常心を保てる感じ。
彼の淡々とした対応が有り難い。
念のため、別の乗換案内アプリも見てみるが、やっぱり到着時間に変化なし。
ということは、もうどうあがいても飛行機には乗れないのか?
道は無いのか…と思っていたら、彼からLINEが💖
「この新幹線に乗れる?」
どうやら、途中駅から乗り換え時間5分とタイトではあるが、新幹線に乗り継ぐルートがあるようで、彼がメッセージで提案してくれた!
私が検索しても新幹線は出てこなかったのに、この時間に合う新幹線があったのか!
なぜ私の案内には出てこなかったの?
新幹線は使わない選択になっていたっけ?
確認するものの、新幹線を利用しない設定にはなっていなかった…んじゃ何故???
あ、乗り換え時間がタイトすぎて、ご案内するにはちょっと気が引けるって感じで遠慮されていたのかもしれない…と今気が付いた。きっとそんな所だろう。 |
まあ良い。
もしもの事を考えて、新幹線に乗る駅の時刻表を調べると、確かにその時間に新幹線ありました!
では、それに乗ったら…(乗換案内検索)…
お!おぉぉぉぉ~!間に合いそう✨
やった!間に合う!飛行機に間に合う!
目的の駅で降りて新幹線に乗り換えようと、新幹線改札へ行くも、何やらオジサンが改札で機械にダメだしされているではありませんか💦
おじさんモバイルスイカで特急券も買わずに新幹線改札を通過しようとした模様!
おじさんに券売機で特急券を買ってもらう手順を説明するために、オジサン要員の駅員さんが改札から券売機の前へ。
ヤバい!
こんなに急いでいるのに、今に限ってオジサン駅員さんの手を煩わせないでよ~。
私に手を煩わせる駅員さんが居なくなってしまうじゃないの!
と思っていたら、駅員さんがもう一人いらっしゃいました🙌
「あと3分後に出る新幹線に乗りたくて、特急券は買っていませんが、飛行機に間に合わなくなっちゃうのでどうしたら良いですか??」と、何故かたどたどしい日本語になってしまう私に、駅員さんは表情も変えずに、自動券売機でスムーズに特急券を購入する方法を教えて下さいました。
ありがとうございましたm(_ _)m
そして私は、無事に目的の新幹線に乗り込むことが出来たんです~(あ~良かった!)
彼に新幹線に乗ったことをメッセージで伝えると「よくやった!エライ!」と。
彼の寛大さと優しさに感謝💖
とりあえず東京駅まではちょっとは時間がありそうだったので、先ずは顔を洗って、最低限のメイクをして、一息ついたところで…隣の人に促されるように、つられて新幹線を降りたのですが、階段を上がって改札に近づくにつれて目の前に広がる景色にまたまた心臓の鼓動が…
…あれれ?!
なんと!一つ手前の駅で降りてしまったと気づき、在来線のホーム迄また小走りに移動💦💦
ちょうど通勤ラッシュの時間にあたったため、大荷物の私は大ヒンシュクの視線を浴びつつ、モノレールに乗り継いで…
空港のモノレール改札出口では、一足先に荷物を預けた彼が待っていてくれて、チェックインの10分前に無事に合流出来ました🙌
ところで…実はこの便(飛行機)、ペアで往復で予約しているからペアで乗らなきゃダメだし、往復共に予約変更不可だったのよ~😢
いやぁ、この後旅の間中、いや、旅から帰った今でも、この飛行機に乗れて本当に良かったな~って、返す返すも胸をなでおろしている私です💦
本当に…彼と駅員さんと神様と…通勤ラッシュにもかかわらず、私のための空間を確保してくださった周りの皆様に感謝します✨
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