プラネタリウムの約束

よみもの

プラネタリウムへは行くの?

この週末に入る前に、プラネタリウムへは行くの?
とパートナーから打診された。

そういえば、3ヶ月くらい前になるかな…

自分のミッションをこなせたら、自分へのご褒美としてプラネタリウムへ行きたいなって思ったことを思い出した。

ミッションは継続中で、なかなか一朝一夕にはいかないけれど、後戻りしないように少しずつ前進しているとは思っている。

少しずつは前進しているが、着実な一歩をしっかりと踏みしめている感覚があるかと言えば、それは正直あまりないかな…

まだ自分の中の迷いや、なんのためにというところが、持ってはいるけれども弱いというか、確固たるものが無いというか、そんな感じ。

だから、「行くの?」って聞かれても、及び腰な感覚しか持てなかった。

そもそも行くのって聞き方がアレだよな…

アレというのは、相手の気持ちを理解していないとか、相手に対して軽くあしらっているという感じで私は受け取ったということ。

何故そう感じるのかと言えば、積極性を感じないからっていうことなのかな。

どっちでも良いけどどうする?

みたいな、言葉の裏に「出来れば遠慮したい」とか「出来れば先に延ばしたい」とか「出来れば今じゃない方が良い」とか「出来れば違う場所が良い」とか、たくさんの「出来れば○○」が張り付いているように感じだからだと思う。

若いころの自分なら、思わずそんな風に言うなら別に行かなくても良いよと言ってしまいたくなるところである(笑)

しかしながら、私も自分を振り返って「目標に対して宙ぶらりんな状態で行っても楽しくないかな」とか「暑いしな~」とか、さらには「面倒臭いかも…」という言葉まで出てくる始末で、これは出掛けない方が良さそうだなと、気持ちの中で結論が出た。

さて、対する返事はどうするかと考えたが、「別に行かなくても良いよ」とぶっきらぼうに返したり、「こちらもすっかり忘れていたし、暑いし、あなたも気乗りしないようだから出掛けるのはやめましょう」とは言えない。

何故そう言えないかと言えば、関係性を良好に保ちたいという気持ちが働くから。

たとえ、「あ、忘れてた。面倒臭いから行かなくてもいいや」という気持ちがあったとしても、自分が逆の立場だったらどうかと考えれば、やはり、とてもそのままを口に出すわけにはいかないと固く口をつぐんだ私だった。

やっぱり感謝しているから

私は、こう返事をした。

「覚えていてくれてありがとう!確かに毎日暑すぎるから、少し涼しくなってからでもいいかな。プラネタリウムでなくても、一緒に出掛けられればどこでも良いしね。」

まず、覚えていてくれたことが素直にうれしかったし、プラネタリウムは私の興味なので、あちらが何をしたいのかはわからない。

そこで、大切なのは二人で出掛ける=二人で楽しめることというニュアンスを伝えたかったのだが…伝わったかな?

結局、暑さが収まるまでは、不要不急の外出は控えることにしたので、8月中は「希望」しない限り【一緒にお出掛け】は無いのではないかと踏んでいる。

実のところ、数か月も前に一言だけ言った私の希望をしっかり覚えていてくれて…覚えていたというよりは、忘れては困ることリストに入っていて、どこかにメモしていたのだと想像するけれど…いずれにしても忘れてはいけないことだと捉えて、実行するのか否かを前もって質問してきてくれるパートナーの誠実さがとても嬉しいなと思えた出来事だった。

不束者ですが…これからも仲良くしていけたらと思っています♪

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