自己重要感の重要性と影響力
プラネタリウムの一件から、今自分が思うように進まないのはなぜか…
そんなことをふと思った。
恐らくは、自己重要感だの自己効力感だの、そんなものが足りないのだろうと漠然と思うが、果たしてその2つはどんなものなのか。
ほぼ同じなのか、それとも全く似て非なるものなのか。
自分の中でも明確にしておきたいという欲が出てきたので、先ずは「自己重要感」にフォーカスしてみたいと思う。
自己重要感とは?
自己重要感とは、自分自身に対する価値や意義の捉え方・感覚を指すのが一般的と言える。
これは、自分が他者からどのように評価されているかや、自分自身の外見、性格、能力などに対する評価に基づいて形成されるといわれている。
自己重要感が高い人に現れやすい特徴としてまずいえるのは、モチベーションの維持が容易になるということ。
モチベーションとは、意思や感情を必要とするものでは無く、関係性によって生ずるもので、動くべき理由だ。
たとえば、怖い上司に怒られないために働くことや、明日試験があるから勉強するのはモチベーションの高い状態だと言える。
やるべき理由が明にあり、そこへ向かう力なので、自己重要感が高いほど、自分の価値や能力を認識し、目標に向かってブレずに積極的に取り組める可能性が高まるといえるだろう。
努力や挑戦に対するハードルも下がり、目標達成への継続的な努力が可能となる訳だ。
また、自己重要感は自己肯定感の一部という考えにもとづけば、自己肯定感を強化する役目も担っているといえそうだ。
具体的には、自分自身を肯定的に受け入れる能力を、さらに底上げする力を持っているという見方が出来る。
これにより、上手く行かないことを失敗と捉えずに、上手く行かない方法をひとつ見つけたとか、またチャレンジできるという風に捉えたり、困難に直面してもチャレンジすることに重要性を見出せるため、自己評価が揺るがずに立ち向かうという行動をとることが出来る可能性が高いことが伺える。
ラポールと心理的な幸福感の源
以上の事から、自己重要感が高いことで、自己評価に基づいた自信も当然高く、自分を受け入れる能力も高いため、ストレスや不安に対する耐性も高まり、外部からの評価に過度に左右されずに済むだろう。
これらの意識は、健全な人間関係の形成にも非常に役立つ部分が多いといえる。自己重要感がある人=自己評価が高いことから、他者との比較や競争に囚われず、共感や尊重の基盤を築きやすいというのがその根拠である。
見方を変えれば、よりラポールを築きやすい関係性を生み出すことが用意とも取れるかもしれない。
ラポールは一方的な信頼や共感だけでは成り立たない。
互いの信頼や共感、この人になら心打を許せるという安心感のような、連帯感にも似た気持ちが複雑に絡み合い、相乗効果で生まれるものだと私は考えている。
相手の受け取り方や、こちらの表現の仕方によるところは大きくても、自己重要感が高いということは、そういった気持ちを呼び起こしやすい側面も持っているのではないかということは、想像に難くないと言えるだろう。
さらに、 自己重要感は、自己改善や成長の意欲を刺激することから、自分の弱点や課題にも冷静に向き合える。それは、自己評価のバランスを保ちながら、自己の進化を追求することが可能という見方も出来るだろう。
自己重要感が高い人は、自分を受け入れ、自己肯定感が高い傾向にあり、自分自身に対するポジティブな評価や、自己評価に自信を持つことが大きな特徴だ。
これらの事から、自己重要感は心理的な健康や幸福感に、深く結びついているとことは、かなり信憑性があると考えて良いと思うし、だからこそ、人々が自己実現や満足感を追求する上で欠かせない要素の一つと言えるのだろう。
弱点への向き合い方と自己評価のバランス
ここまでまとめたところで、自分の自己重要感について振り返ってみると、私の場合、自己肯定感はあるものの、重要感に関してはそれほど高くないように感じる。
まず自己受容はほぼ出来ていても、だからと言って自己肯定感が高いかと言えばそれも違うし、さらに自己評価は客観的な価値観が絡んでくる意識が強くなるので、その感覚は違ってくる可能性が高まると思う。
人生において「生きる」中で、人とのかかわりや仕事として等、今まで私がやってきたことを今一度振り返り、今自分に出来ていることにもフォーカスしながら、自分の価値や評価を俯瞰して見るのが今の課題なのかな~という風に思う。
自己効力感の探求と俯瞰力
衣・食・住については安心安全が保たれた生活をしているが、趣味の旅行やスキー、登山についてはセーブしなければいけない経済状況にあるのは、昨今の
物価上昇だけが原因ではない。
一方語句とか、自分の精神面で足りない部分を補いながら、スッキリした気分で前に進んでいきたいから、考えてもがいて結果を出していきたいというのが今現在の「わたし」なのだ。
そのために出来る事として、自己重要感よりも自己効力感の方がより低そうなイメージもあるので、次回は自己効力感について詳しく言語化していきたい。
ご興味のある方には、一緒に考えて頂く機会になれば嬉しい。
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