決定的な出来事
父が他界して今日で満6年を迎えました。
仏教でいうと七回忌に当たり
昨日は父の墓前で法要を行いました。
実は母は私の妹を、
まだ1歳にも満たない幼さでなくしていて…
その妹の50回忌がちょうど半年後になります。
そのタイミングもあって、
今回の法要は父の七回忌と妹の五十回忌
を併せて行ったのですが…
結論から言うと
ちょっとお粗末な結果になってしまい
特にガッカリしたのは母だったと思います
覆水盆に返らずとはこのこと
と言わんばかりのエピソードを
お話ししたいと思います。
昨日は秋晴れの良い天気の中
ちょっと風が強くてお焼香用の炭に
なかなか火がつかなかったりと
ハプニングがありつつも
準備が整うと早速、参列者は合掌し
尼僧はお経を唱え始めました。
何というか…
時として今まで積み上げてきたものが
一気に崩れ去ることってありますよね
まさに、読経の最中に
その出来事が起こったんです。
お経には故人の俗名が出てくるんですが
お経をあげてくれた尼僧は
あろうことか故人である
私の妹の俗名を読み間違えたんです。
尼僧が去った墓前で
「名前間違えたよね」と弟が一言
「ちゃんと紙に書いて、
フリガナふって渡したのよ」
と母…
あぁ、やっぱりみんな
ちゃんと聴いていたんだ。
私が心で思っていただけのことが、
二人の口をついて出てきた途端
何倍にも重大なこととなって
私の心を重く濁らせていった
そんな風に感じました。
これも意味のあることなのかな?
ウチのお墓は宗派を問わない霊園にあるので
依頼すればどんな宗派のお坊さんでも
呼んでもらえます。
確か父の三回忌の時に霊園に依頼して
手配してもらったお坊さんが
まだ成人したかどうかって感じの
メチャメチャ若い
「小坊主」って感じだったんです💦
唱えるお経はきっと同じなんでしょうが、
ちょっと若すぎるというか…
お説教もなく終わってしまったし
ただの通過儀礼だと言えばそれまでだけど
それなりにお布施も渡すので
だったら少しでも縁のあるお坊さんに
読経してもらった方が良いなって
参列していた大人はそう思ったと思います
少なくとも私と母と弟はそう話したので。
そんな事も有って、今回の法要は
母が写経でお世話になっているお寺の
尼僧に依頼したって訳なんです。
まぁ、妹の名前を間違えた以外は、
何か嫌な部分があったわけではないし、
誰でも間違いはあるのですが…
何か決定的な感じがします
一撃で撃沈というような
凄い破壊力を感じちゃうんですよね
故人のためにお経を唱えているのに
その名前…俗名を間違うというのは。
皮肉にも、
尼僧は「人を許すことの尊さ」を
お説教されていましたけれど、
きっとご自身は
名前を読み間違えたことには
気付いていないんだろうなぁ
因みに母は
「あの尼僧に頼むことはもう無い」
と言っていましたが
写経はどうするんだろう…
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