喜ぶ顔が見たいから…

心境

息子の結婚

今月9日、二男の結婚式&披露宴が九州で執り行われた。
私は関東地方に住んでいるけれど、息子は九州で就職し、九州の方と結婚したので、そのような運びとなった。

結婚式を終えて10日余りが過ぎ、二男から連絡があった。
直接電話で話をしたいので、地号の良い日時を知らせて下さいというものだった。

恐らく結婚式の写真とか、私と母の衣装代などの件についてだろう。
特に都合の悪い日もないので、いつでも良い旨をすぐに折り返した。

結局2日後の夜に電話で話すこととなり、時間丁度に着信。

二男とはちょっと距離がある親子関係…私が勝手にそう思っているのかもしれないけれど、おそらく当たらずとも遠からず。

あまり接近を好まず、お互いにお互いが元気でいれば良いと思っているような間柄である…と私自身は感じている。

盛大な披露宴

大学までは関東地方で過ごし、就職した先は九州。そこそこの老舗企業で、地域に密着したやりがいのある仕事を任されているらしい。披露宴では多くの上司や先輩方、同僚などに囲まれ、また、遠方からの友人も多く参加してくださり、とても賑やかで華やかな宴であった。

あまりに華やかで、親としては引いてしまうほど…【この日にかけていた】感が半端なくダダ洩れであった。

親としては、このような華々しい席を二人の力で催すことを決意したその心意気に感銘を受けたし、幸せ絶頂の二人の姿を多くの人に見て欲しい…そのためにここまでエネルギーを費やすほど、二人は幸せでしっかりと同じ方向を向いて歩んでいのだなと受け止めた。

細かいことを言えば、遠くから出席してくれたこちら側の身内に対しての心遣いなど、カバーしきれていないところも、正直見受けられる部分もあった。

しかし、これは結婚披露宴を上げようという若い二人に、コーディネーターがアドバイスすべきところが多々あり、そのアドバイスがいささかしっかりとなされていなかったように感じているので、二人の責任というよりは、式場側の問題と言うべきだろう。

幸せのお披露目

まぁ、披露宴なんてものは、ある意味新婦の夢の実現というか、この日が主役の新婦がどれだけ満足できるか、というところが大きいのだろうな。

特に、盛大な披露宴を開きたい!と思う二人にとっては。

二人で作り上げた二人の宴に招かれたなら、幸せな二人を見て、素直に喜ぶっていうのが良いなと思う。

息子の話しぶりから、盛大な披露宴をぶち上げた感覚はあるらしいし、それが出来て満足気な様子も伝わってきたので、少し安心した。

電話では想定内の話のほか、私と母の衣装代は想定よりだいぶ安く済んだので、自分たちで負担させてほしいと言われたので、そうさせて頂くことにした。

何より印象深かったのは「Kちゃんが喜ぶから」という言葉を2度も聞いたこと。

Kちゃんというのは、もちろん彼の妻です。ハイ。

Kちゃんを思いやる気持ち。妻の喜びが自分の喜び。そう捉えていることが強く伝わってきて、ちょっと佳代ちゃんを羨ましく思ってしまったのは、ココだけの話(笑)

息子とは距離のある関係の私ですら、母親が嫁に息子を取られたような気持ちになる…という感覚が、大いに納得出来た瞬間でもあった。

互いを思いやり、多くの人に愛される二人でいて欲しいなと、遠く関東のちから息子夫婦にエールを送るばかりである。

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